NOと言わない・・・ワードローブ ケアのコンシェルジュ
コンシェルジュとはフランス語で、もともとは、集合住宅(アパルトマン)の管理人のことでした。
そこから解釈が広がり、現在では、ホテルの宿泊客のあらゆる要望に対する「総合世話係」を、そう呼ぶようになっています。
ホテルのサービスに関する事のみならず、その街すべてを熟知しているコンシェルジュは、いわば、おもてなしのプロフェッショナル。
「お客様のご要望に対して、決してNOと言わない」ことに誇りを持っています。
大切なお洋服の素材感やシルエットを損ねることなく、一着ずつ丁寧に洗い上げる。
お客さまのお好みに合わせた着心地に仕上げるよう、糊のきかせ具合やプレスのかけ方を調整する。
他店で断られてしまったデリケートな素材の衣服のクリーニングや、難しいしみぬきも、
NOと言わない。日々のお洋服のお手入れや、オフシーズンの保管の仕方についてもご相談に乗る。
それがワードローブ トリートメントの仕事です。
そのために、最高の設備と、最高の技術を持った職人を揃えました。
ONE BY ONE WASH
『一客洗い』は、 お客様「お一人お一人」から、お預かりした衣服「一点」のみで洗うクリーニングです。
新品にそでを通したときの感動を再び味わっていただくために、 「一客毎」・「一点毎」、 最も適した洗い時間・洗い方法で洗浄を行います。
FACTORY
お預かりした衣類は、すべて福井県福井市の「匠スタジオ」でクリーニングを行います。
「匠スタジオ」には、80 年に渡るクリーニングの歴史を持つ株式会社ジャパンによる "クリーニングのノウハウ"
"メーカーと共同開発したオリジナルの専用プレス機" "シルエット復元技術" "しみぬき技術" が、結集しています。
PRESIDENT GREETING
他の業界同様、クリーニング業界も、カジュアルファッションの浸透(ファストファッションブランドの誕生)・家庭用洗濯機の大型化、高性能化・2005年からのクールビズ等の影響による、大幅な市場の縮小により、年々価格競争が激化しています。
そんな中、丁寧な仕事と高い技術を誇るクリーニング店は、1店、また1店…と廃業に追い込まれていきました。
素材も、縫製も、汚れ具合も異なる何着もの洋服を、大きなマシーンに一度に詰め込み、決められたプログラムで効率第一に洗い上げる。
糊付けもプレスも流れ作業で行い、「1時間に何枚仕上げることが出来るか」を追求する。
…それが、現在の、一般的なクリーニングの実態です。
その一方で、「大切な衣服を丁寧に洗う」を歌い文句に、ハイグレードなコースを用意しているクリーニング店もいくつか登場しています。
それらのお店に、私は、自分のスーツを預けてみました。残念なことに、満足出来る仕上がりに出会ったことはありません。
柔らかなウールやカシミアの手触りがゴワゴワしたものに変わってしまったり、ズボンの折り目が二重になっていたり、
プレスすべきポイントを押さえていないために、着てみた時の心地良さが失われてしまったり…と、何かしら不満が残ったのです。
「この業界には新規巻き直しが必要だ」と感じました。
今までは不特定多数のお客様の洋服といっしょに洗っていたクリーニングから、お客様の洋服だけで洗う『一客オーダーメイドクリーニング』という究極のサービスを開始して、多くのお客様からの支持を得ました。
大切な洋服の生地を傷めることなく、着心地を損ねることもない、プロの手仕事が出来るクリーニング屋、
洋服好きな人が、大切な一着を安心して託すことの出来る、充実した設備と高い技術を持ったクリーニング屋になりたい。
そんな想いから、数年がかりで独自の設備を開発し、職人の技術の研鑽に努めて、ワードローブ トリートメントの今があります。
おかげさまで、有名アパレルメーカーのショップや老舗テーラーには、
お得意様から「良いクリーニング店を紹介してほしい」とお問い合わせを受けた時、私どもをご紹介くださる方が年々増えています。
これからも、"大切な一着を安心して託せるクリーニング店"であり続けるべく、丁寧な仕事を心がけ、技術の研鑽に努めて参ります。